クックパッド5daysインターンに行ってきました。
クックパッド 5-day インターンシップ
こんなんです。
動機
主な動機は2つありました。
1. cookpad覗いてみたい
普段、主にRubyを書いている人間からするとクックパッドは非常に気になる企業の一つなので、選考過程だけでも覗いてみたいという感じでした。
受かるとは思ってませんでした。
2. もし受かったらRailsのコードレビューとかしてくれるかも?
募集要項に
- スマホアプリ開発
- チームで開発
- 言語不問
と書かれていたので、もし受かった場合にはネイティブアプリを別の人にお願いして、自分はサーバサイドをRailsで書くつもりでいました。
そして、そのコードをレビューしてもらったりベストプラクティス知れたりしたらいいな、みたいな。
あと、r7kamuraさんにお会いしてみたかった。
選考を通ってから
中の人「1チームは技術職1人+総合職1人です」
俺「……( ゚д゚)」
自分でネイティブアプリの開発するしかないという状況を突きつけられました。
その後、Android開発についていろいろと調べ、ものすごく簡単なアプリならクソコードで書けるところまでは持って行きました。この時ほど自分の学習能力の低さを呪ったことはないです。*1
作ったもの
赤ちゃんを持つ人向けに離乳食を簡単につくるための「らくらく離乳食」というアプリを作りました。
「ラクに作れる離乳食をラクに探せるようにする」というコンセプトで開発したアプリですが、使っている技術は全然大したことがなくて、基本的には社内向けAPIを叩いて検索結果を表示しているだけです。
他のチームが形態素解析をかけてレシピをレコメンドしたりしてたことを考えると、ダントツの技術的しょぼさです。
結果
なんと、最優秀賞をいただきました。
先述の通り技術的な面白さはほぼゼロですが、ユーザが抱えている問題を適切に探り当て、その問題の解決のために力を入れたというところが評価されたようです。
この点は開発中に相方(総合職)とかなり議論して詰めたところだったので、そこが評価されたのは非常に嬉しかったです。
「問題を解決する」
今回のインターンを通して最も感じたのがクックパッド社内に隅々まで浸透している「問題を解決する」という姿勢でした。クックパッドにそういう姿勢があるというのはインターン参加前から常々聞いていましたが、本当に想像以上でした。
この問題解決に対する姿勢に関しては(天と地ほどの程度の違いはありますが)僕自身の考えとも方向性が似ていて、勇気づけられる(?)とともに、参考にしたいところが大いにありました。
問題を解決するための技術力
今回のインターンでは問題解決に向けた姿勢と行動が評価されて最優秀賞をいただくことができましたが、仮にこのアプリをリリースするという話になったとすると、
- 検索結果の品質改善
- 動作速度の改善
といった課題が出てくることは容易に想像できて、それを解決しようとするとやはり技術力が必要になります。そのため、今後も問題解決という視点は常に持ち続けながら技術力を磨いていこうと思っています。
さいごに
5日間という短い期間でしたが、非常に濃い経験ができました。
インターンは今回が初めてだったので他社との比較はできませんが、間違いなく価値あるインターンの1つだと思います。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。