僕が「エンジニア」と名乗らない理由
はじめに
徹頭徹尾ポエムです。
いくつかの小さな理由
決定的な要因ではないにせよ、僕がエンジニアと名乗らないのには以下のようないくつかの理由がある。
- 工学の学位を持っていない。
- 「エンジニア」はソフトウェアエンジニアだけじゃない。
- 変圧器を作る人だってエンジニアだし、ロケットを飛ばす人だってエンジニアだ。
- 「プログラマ」の方が1語で端的に表現できる。
本当の理由
「エンジニア」の定義はいろいろあると思うけど、個人的には「技術を用いて問題を解決する人」だと思っている。
そういう定義のもとに自分を見たときに「問題を解決しているか」という点に自信が持てない。まったく解決していないということはないと思うが、エンジニアと名乗るに足る成果を上げられているかというと、かなり懐疑的である。
また、ソフトウェアエンジニアに限らずエンジニアというのは尊い職業だと思っているので、自分のような者が軽々に名乗ってはいけないという思いがある。
一方、「プログラマ」であれば、超一流ハッカーから入門者まで「コードを書く人」一般を指す言葉だと思っているので、自ら名乗るのに抵抗がない。
ただし、「プログラマ」が幅広いレベルの人を含んでいるからといって、その中のどの位置にいても良いと思っているわけではない。そのせいか、コーダーとかPGとか言われると少しムッとする。
とはいえ
会社からは「エンジニア」という肩書きをもらっているので、会社の人間として名乗るときは「エンジニア」と名乗っていきます。 また、いつか胸を張ってソフトウェアエンジニアと名乗ることができるよう頑張っていこうと思います。