ネットの海の片隅で

技術ネタの放流、あるいは不法投棄。

2019年振り返り

毎年恒例の振り返り。

2019年が終わってしまいそうなので、急いで書き殴る。

理想と現実

理想と現実のギャップに向き合った1年だったように思う。

理想と現実というとネガティブな文脈で使われがちな言葉だと思うが、ここではそういう意味ではない。 むしろ、理想と現実の両方をしっかり見据えた上で、そのギャップを埋めていくことに価値を感じる。

理想

でかいところでは「テクノロジーはもっと人間を幸せにできる」と思っている。

最先端の技術とかも良いけど、普通の技術がもっと広く当たり前に使われるようになると良いなという気持ちが強い。 今まで情報技術の光があまり当たっていなかったところに光を当てることに興味がある。

現代において電力を使わずに成立する事業がほとんどないように、これからは情報を使わずに成立する事業もなくなっていくと思っている。 そして、多くの人が使う技術になるためには、エンドユーザーにとって透明なテクノロジーにならないといけないと思っている。

仕組みを知らなくても運転できる自動車のように、原理を知らなくてもコンセントに挿せば動く電気製品のように。

高度に発達した科学は魔法と区別がつかない――かもしれないが、一般魔術師は呪文さえ知っていれば魔法を使える。

挑戦と失敗

挑戦はした。 一方で大きな失敗はしていない。

ただ、ベンチャーに身を置いている以上、前進していないのは失敗だと思うので、そういう意味では失敗もしている。 一方で今年1年で学んだことは多く、学びを成果とするなら一定の成功を収めているとも言える。

学びを得た以上、それを活かさないと意味がないので2020年は圧倒的な成果を上げるぞという気持ちでいる。

おわりに

例年よりポエみが高い気がする。

来年も1年がんばるぞい。