ネットの海の片隅で

技術ネタの放流、あるいは不法投棄。

NETGEAR WAC505 を買った

新しいオモチャとして NETGEAR WAC505 を買った。

買う前の調査であまり情報を得られなかったので、使ってみた感じをざっくり残しておく。だいたいスクショ。

モチベーション

クラウド管理的なネットワーク機器を触ってみたかったが、Cisco Meraki とかは個人では厳しいので NETGEAR Insight を触ってみることに。

構成

昔から使っている Apple AirMac Extreme の下に NETGEAR GS308P を接続して、GS308P 経由で WAC505 を接続。

WAC505 へは GS308P の PoE で給電。

WAC505 は AC アダプタが付属しない(別売)。 AC アダプタを買うくらいならと思って PoE 対応スイッチである GS308P も一緒に買った。

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NETGEAR WAC505 と NETGEARGS308P

NETGEAR Insight のスクリーンショット

以下のスクショはすべてクラウドサービスである NETGEAR Insight の画面。つまり、外出先などからでもアクセスできる。

トップ画面

Insight には「ロケーション」という概念があって、トップ画面にはロケーションの一覧と各ロケーションの簡単なステータスが表示されている。

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トップ画面

ロケーション

ロケーションを選ぶと、そのロケーションの概要を見ることができる。

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ロケーション概要

アクセスポイント

ロケーション内のアクセスポイントの一覧・トラフィックの状況などを見ることができるほか、SSID の追加などの設定変更もここから行なうことができる。

ただ、ビーコン間隔の設定項目などはない模様。

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アクセスポイント概要

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アクセスポイント詳細

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アクセスポイント設定画面

ファームウェア

各デバイスファームウェアバージョン確認、ファームウェアの自動更新設定などを行なうことができる。

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ファームウェア画面

バイス

ロケーション内の Insight 対応機器一覧。

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バイス画面

クライアント

ロケーション内のクライアント一覧。RSSI をサクッと見れるあたり地味に便利そう。

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クライアント画面

Managers

管理者を増やすことができる。複数人で使うなら必須と言って良い機能。

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Managers 画面

通知

電源断やネットワーク断など availability 関連のイベントはスマホの Insight アプリに push 通知が飛んでくる。

Web の管理画面では connected/disconnected イベントなども通知されているが、こっちについては「これいる?」感がある。

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通知(右上部分)

所感

インストールは Insight アプリを使うと一瞬で終わった。便利。

管理画面も概ね使いやすくて良い。

SSID の設定などは各 AP に対して都度行なう必要があるっぽい。 多数の AP を管理するようになると、設定を作っておいて各 AP にアタッチするみたいなことをやりたい気がする。

Insight Premium の料金が ¥120/device/month と安いので、複数拠点のネットワークをシンプルに集中管理したいときにはコスパが良さそう。

総合的に、とても良い製品だと思います。

今後

WPA2-Enterprise に対応したい。

おわりに

オレ、NETGEAR、スキ。